【雑記】 河原猫の河川敷に、お掃除に行こう!

(この記事はネコジルシの日記からの転載です)


いつも気にしながら見ているブログに、「河原猫の日記」というブログがあります。

ブログ「河原猫の日記

2000年の春から河原猫との関わりを始められたという、“ひよしまるくん”さんが、河川敷で暮らす猫達との日々を切々と綴られている、日記スタイルのブログです。外猫散歩を始めてから、ネットで色々外猫さんたちのことを調べているうちに、引き込まれるようにして読み始め、しかしコメントも1、2度程しか入れられていなかったのですが、いつか機会があれば河原を訪れたり、“ひよしまるくん”さんにお会いしたいと常々思っていたところでした。

そんな先月末の29日、河原猫の日記で「美化活動のお誘い」というエントリーがありました。コレはよい機会!「是非参加せねば」と、“ひよしまるくん”さんにご連絡を入れさせていただき、日曜日の1日、初めて日記の河川敷に足を運んできたのでした。

前日までお天気が不順で、当日の天候も心配されましたが、朝になってみると前日の雨が嘘のような青空。1日は絶好の野外活動日和でした。

出発前にこちらの外猫さんたちに給餌してから、「いざ出陣」とあいなりました。
 

#実は、もうちょっと近い場所かと思ってたんですが、
#ご連絡いただいた場所までは意外に距離があり、
#平日より急がねばならなかったのでした^^;。

8:50頃、現地…らしき場所に到着すると、まだ集合時刻前だというのにそこではもう大勢の人が河川敷のゴミの回収作業をはじめてらっしゃるところでした。柵に囲われた畑の中からコチラを見やっている雉シロのネコさん(後で写真を見たら、たぶんブーちゃんかと思われ)を横目に、お近くの方に声を掛けて“ひよしまるくん”さんをご紹介頂き、ご挨拶した後、こちらも作業に合流。

最初はネコ小屋関係の撤去物が多いのかと思っていたのですが、さにあらず。ネコ関係の廃棄物は“ひよしまるくん”さん他の現地関係者の方であらかた片付けられていたのか、ほとんど見当たりませんでした。撤去・回収ゴミの大半は、以前住んでいたというホームレス諸氏が長年にわたって積み重ねていったゴミの数々。ある場所では、ゴミの上に土が被さり、そのまた上にゴミが折り重なり、さらに笹竹が生えているというゴミ山を、発掘作業さながらに掘っては拾うの繰り返し。また別の場所では、朽ちたスクーターにタイヤやヘルメット、廃バッテリーの山に発電機や大蛇よろしくとぐろを巻いた電気ケーブルなどなどの粗大ゴミの山。参加者からは、驚きの声が次々上がり、持参したゴミ袋もあっという間に底をつくという始末。清掃前後でも写真に収めるかと持参したカメラも、悠長に構えている暇すらない現場でした^^;;;。

それでも大勢の参加者の方の活動の甲斐あって、予定終了時刻の11:00よりも前に、河原猫のキャンプ場周辺のゴミ集めはあらかた終了。河原猫の竹薮も、以前を知る方の言によると見違えるようにすっきりきれいになったとのことです。

 

当方、男手ながら非力ゆえ(汗汗、実際にお役に立てたのは極々僅かでしたが、それでも少しでも河原猫の現場に関われたことをうれしく思っています。

“ひよしまるくん”さんが長年守ってこられたこの河原猫の現場でも、今年4月に酷い虐待事件があり、亡くなる子や大怪我を負わされる子が出ています。そしてそれを契機に、“ひよしまるくん”さんや関係者の皆様は、現場の規模縮小や残された子達の里親さん探しを精力的に続けられている毎日のようです。

どうか河原の子達の未来に、幸多からんことを。

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