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【雑記&外猫散歩】 川崎大師周辺

東京湾岸人工島の猫さんシリーズで、城南島から京浜島、大井埠頭、昭和島と西向きに回ってきましたが、そこからさらに羽田を過ぎて西に回ると、すぐ多摩川です。そこを渡ると、もう神奈川に入ります。

神奈川県側の海の方には、巨大な石油コンビナートや発電所などが立ち並ぶ人工島がまだまだ続くのですが、ここではちょっと寄り道をして、その近くのお寺、川崎大師付近の猫さんを紹介したいと思います。

川崎大師というと、関東では初詣の名所。
毎年、年明けに発表されている全国初詣参拝者ランキングでは、いつも上位にランキングされているので、関東以外でもご存知の皆さんは多いのではないでしょうか。

この川崎大師、住んでいるところから自転車で行けるほど近くにあるのですが、最近まであまり行ったことはありませんでした。が、ふとしたきっかけで、この周辺も結構な猫スポットらしいということを知りまして、最近では週末ごとに写真を撮りに通ったりしています。

こんな身近に、こういう場所があったとは、灯台下暗しというやつですねぇ。

この辺りは、川崎大師境内から周辺、大師公園辺りまで全般的に猫さんが多いようです。

公園の植え込みの陰を覗いてみると、日陰でのんびりお昼寝中の猫さんがいたり。

「ウンニャ~、ちょっとだけ相手してやるかニャ」…お腹まわり、かなり貫禄がありますねぇ。

こちらにはおっさん猫が。ファスナーあけたら、ちっちゃい人が出てきそうです(笑)。

境内の石碑の下で、熟睡中の猫さん。
やはり、木陰で石の上だと、夏も快適なのでしょうね。

「写真ばっかじゃなくて、ちゃんとお参りもするニャ~」

「しっかりお参りしているか、ここで見張ってるニャ~」

こちらは公園で、猫さんのラブラブカップル(*^ー^)。

この白黒ハチワレさんには、野良然とした貫禄がありますね~。

反対にこちらはちょっと上品な猫さん。なんだかロングの立ち耳スコっぽい子ですが、この子も野良さんのようです。

「いよぅっ!」…右手を上げて肉球挨拶?
この子は、とても愛嬌がある懐っこい猫さんでした。

その他の写真は、コチラのスライドショーにて。

さて、川崎大師では明日7月17日から21日まで、夏の風物詩・風鈴市が開催されます(川崎大師風鈴市)。
にぎやかな時期には、猫さんたちは静かなところに避難していることが多いかもしれませんが、運がよければ出会えるかも。
お出かけになる方は、少しあたりにも目をやってみてはいかがでしょう。思わぬ出会いがあるかもしれませんよ^^。

こんなことになるとは。。。

また間が開いているうちに、すっかり6月。
今日は晴れていますが、空もどうやら梅雨模様の日が多くなってきているようです。
さて、
ウチから川を渡って、自転車でも行ける距離にある大師公園付近。
最近、意外な猫スポットだったということに今更ながら気づかされ、土日によく猫さんたちの写真を撮りに出かけていたりしています。
ついこの前の日曜日もお天気に釣られ、「梅雨前に撮りためさせてもらおうかな~」などと暢気に考えて出かけていったのですが、歩き始めて数分もしないうちに、植え込みの中でもそもそ動く影と、今年は出会うまいと思っていた「ミ~ミ~」という声に遭遇してしまいました。
見ると茂みの中にちっちゃい三毛の子猫ちゃん。さらに近づいてみると、怯えてもそもそ動くものの、まだ走って逃げられるまでには成長していないようなほんの小さい子猫でした。
こんな小さい子猫が1匹だけで開けた場所に出てくることは、通常ないので、周りに親兄弟がいるかなぁ?と探してみるも、しかし、それらしき気配はまったく見
当たらず。拾い上げてみると、それなりに元気はあるようで目の色も付いていて歯も生えているものの、その割にはずいぶんとやせている様子。食べるかなぁ?
などと思いつつ、持ち歩いていた焼きカツオを開いてあげると、随分とお腹が空いていたのか、丸ごと1本完食^^;。
とりあえず、誰か事情でも知っている人はいないかと猫おばさん等に聞き込みをしてみるも、公園に親になるような猫はおらず、おそらく捨てられたのだろうとのこと。
見つけてしまったものは仕方ない。。。ということで、この子、連れ帰ってしまいました。
日曜午後は動物病院も休み。ということで、翌日夕方に病院で診察してもらったところ、350gと月齢の割りにやせてはいるものの、動きは元気で猫風邪の様子もなく耳ダニやお腹の虫も見あたらず。
体重が回復したら里親さん探しをしなければなぁ、と考えていたところでした。
しかし、3日あたりからあまり鳴かなくなったと思っていたら、急激に食欲が減退。無理に食べさせるとなんとか飲み込みはするものの、嘔吐も始まってしまいま
した。4日の夕方には食欲もなく動きも随分弱々しくなってしまったので、ひとまず猫ミルクを強制給餌しつつ、「これはまた病院に連れて行かないと」と思っ
ていた矢先。給餌の後片付けと掃除を終わって、ふとケージの中のベッドを確認してみると。。。
子猫ちびみけは、もう、息をしていませんでした。
はっと抱き上げると、床にぽたぽたとしたたるオシッコ。
ほんの数分前まで、嫌々しながらもミルクを飲んでいたちびみけ。まだぬくもりの残る体に、はじめは何が起こったのかわけがわかりませんでしたが、どんなに声をかけても撫でてもさすっても、ちびみけが還ってくることはありませんでした。
今でも信じられない思いですが。。。
あん子ーズの4にゃんを拾って育てたり、なでしこやちびきじなんかを里子に出したり、子猫に対して油断や驕りがあったような気もします。ひょっとすると、手なんか出さず、連れ帰りなんかせずに、そのままそっとしておいて上げたほうが死なせずにすんだのかもしれない。
あんなに元気だったのにね。
ちびみけ、ごめんね。
謝っても許されないけどね。

ちびみけは、昨年チビ子猫を供養してもらったのと同じペット霊園で火葬していただきました。
亡くなって2日あまりが過ぎましたが、まだ、なんだかぽっかりと穴の開いたような気分です。
それでも今は、きらら姫やシロアン、ゴマアン、チョコアン、クロアンたちが一緒にいてくれます。
こんなときには、姫たちのありがたさ、しみじみと感じます。