【猫本】 久々の猫マンガ「私という猫 – Someone says dat I’m A cat.」

またまた間が空いてしまい久々のブログ。で、さらに久々の猫マンガご紹介になります。

猫SNSのネコジルシのお友達の日記で紹介されていたのを見たのがきっかけで、その表紙に惹かれて「是非読んでみたい!」ということで買ってみた1冊です。

読んでみた結論は、「買って大正解!」と言い切れる1冊でした^^。

もしも私が猫だったらば
とっくに死んでいる
私という猫が死んで
四半世紀は過ぎているはずだ

出だしからしてこう始まるこの漫画。自分のことを「ごく平凡な日本人」という作者がなりきっていくのは、飼い猫ではなく野良猫。そして、お話はユーモアを交えつつも、ほのぼの猫ストーリーではなく、あくまで現実的でシビアな野良猫世界を描いていきます。それはまるで、現実の人間社会に通じる。。。そう、野良猫社会の描写がリアルなだけでなく、時折人間社会への示唆にふと自分自身をも振り返らされてしまう。しかし、人間臭くなりすぎず猫らしさから離れることもない。そうしたバランス感も絶妙です。

力強いタッチの絵に、台詞が手書きなところもまた内容に非常にマッチしていて、読みながら引きずり込まれていくような一冊でした。

読み終わってから気になって調べてみて知ったのですが、この作者の方、コミック版リアルワールドの方なんですね。

そしてこの「私という猫」は、ご自身のブログで連載されていた作品を本にまとめられたものだとか。作者さん、ご自身も猫飼いで、猫の里親さん探しもされている愛猫家さんのようです。道理で、猫の描写がリアル!なワケですねぇ。ブログは、コチラ↓になりますので、是非ご覧になってみてください(「いつでも里親募集中」のブログパーツも貼られてるんですよ~)。

イシデ電ブログ「でんやこのごろ

で、個人的評価の方ですが。。。


個人的評価: ★★★★☆


え、これだけ褒めておいて、5つじゃないのか?
それは、たぶんワタシが、ちょうど登場猫「ハナクソ」のように、ちょーっとひねくれ者のせいなのでしょう(笑)。
その辺りはお話を読んでいただければ、お解かりいただけるカモ。

9月24日発売のTV Bros.でも紹介されているそうです。気になる方は是非チェックしてみてください。
そして、少しでも惹かれたら、是非買って読んでみてください。
猫好きなら、買って損したとは絶対に思わないはず!

オススメ度は★★★★★ですから。

【猫本】 久々の猫マンガ「私という猫 – Someone says dat I’m A cat.」」への8件のフィードバック

  1. lunamama

    じぇいなすさんがそこまでお勧めとは☆

    わあ。おもしろそう!!(^^)

    機会があったら読んでみようかな♪

     

    返信
  2. じぇいなす

    ルナちゃんのお母さん、いつもコメントありがとうございます^^。
    是非是非、読んでみてください~。

    あ、お読みになるときは、ハンカチ&ティッシュをお忘れなく~。

    返信
  3. maffun

    読むときに普通の人がハンカチ&ティッシュ持参なら、
    私はバスタオル&トイレットペパーがいるのかも。。。。

    読んだ次の日の顔がどうなっているかが問題やなぁ。。。。

    返信
  4. じぇいなす

    maffunさん、こんばんわ~^^。
    某写真展で別室介護^^;されたという噂のmaffunさんの場合は、確かにバスタオル&トイレットロールが必要かも(爆)。

    いや、ほんとオススメですので、読んでみてください。

    返信
  5. タマチャ

    じぇいなすさんの星4つなら、読んでみようかと思います。

    シビアな内容で、なおかつ泣けるというのは、好みかもしれないです。

     

    返信
  6. じぇいなす

    タマチャさん、こんばんは~。
    評価はあくまで個人的なものですので^^ヾ。

    Blog連載からの書籍化なのでWebでも読めるのですが、書籍版で読んで頂きたい1冊です^^。

    返信
  7. じぇいなす

    ルナちゃんのお母さん

    さらに付け加えますと、泣けるお話(と思う)ですが、「さあ、どうぞ泣いて下さ~い」的なものではないので、そこら辺が押し付けがましさを感じさせず、またイイのです。

    返信

じぇいなす へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください