【外猫散歩】 今年、去った猫たち

大晦日です。早いもので、今年も、もうあと9時間を切りましたね。
冷静に考えれば普通の日めくりとなんら変わることはないのですが、しかし、こうして物事に区切りをつける風習でもないと、なかなか過去を振
り返ったり気持ちをリフレッシュすることもないのもまた実際。そういう意味で、日本の年越という風習はなかなかよいものだと思うわけです。
今年も、往く猫来る猫いろいろありました。
毎日、あるいはたまに出会う機会がある猫さんたちについては、この先もいろいろと書く機会があるでしょう。けれども、この一年で見かけなくなった猫さんについては、
こうした区切りになる機会でもないと書き残しておくことがなさそうです。なので、今日はこの一年でいなくなった猫さんについて書いておこうと思います。
みゃーみゃさん】

白黒ぶちのてんちゃんたちと同じ場所にいた、黒まだら三毛に白くつしたの猫さんでした。2007年の秋を境に、行方不明に。みんなにゴハンをあげていると、ちょっとはなれたところから、「みゃー、みゃー」と呼んでゆっくりやってきて、それでいてべたべたはしない、サビ系三毛らしい性格の猫さんでした。

【六郷水門の付近の猫さん】
来月(来年)でもう1年になりますか。今年はじめには、人懐っこかった水門猫さんが毒物中毒でなくなる痛ましい出来事もありましたね。
【カク爺ちゃん】
チャシロー1号&2号たちと同じ場所を餌場にしていた、お爺ちゃん雉トラ猫さんでした。一時ひどい疥癬にやられていたのは回復しましたが、昨年冬ごろから体調を崩し、ひどい目ヤニと口内炎のためと思われるよだれに悩まされていたようです。2007年12月ごろから餌場に姿を見せることが少なくなり、病院に連れて行ける機会もないまま、2008年2月以降消息不明に。上の写真が、爺ちゃんを見かけた最後の姿となりました。
【ミドリさん】

グリーンの瞳をしたグレーはちわれ猫のみどりさんも、チャシロー1号&2号の給餌ポイント常連でした。この猫さんも、カク爺ちゃんと時期を同じくするように姿を見せなくなり、もうすぐ1年になります。

【シャーちゃん】

威嚇系錆猫シャーちゃんは、ご飯を食べるときも撫でられるときも常にウガウガいってる怒りんぼで、ことあるごとに「シャーっ!!!」というのが口癖でした。今年1月に捕獲してみたところ、すでに手術済ということでまた元の場所に戻ることに。しかし、捕まえられたことに懲りたのか、その後は遠目に何度か見かけたことはあるものの、餌場にやってくることはなくなりました。

ミドリさんやシャーちゃんはまだしっかりしていたので、どこか別の餌場で元気にやっているのかもしれませんが、みゃーみゃさんやカク爺ちゃんはどうも水門猫さんと同じところに行ってしまったように思います。来年はこういう残念なお別れでなく、チャコちゃんやちびきじのように、ハッピーなお別ればかりになるようにしたいものです。
そうそう、来る猫のほうですが、今年は運よく貰い手さんの見つかった年でしたので、まったくの新入りで定着した猫というのはありませんでした(シロチャもにゃお子さんも、その後、近くから餌場替えしてきた猫であることがわかっています)。守備外の猫もまだまだ多いですが、少なくとも見知った範囲では、確実に外猫の数が減った1年だったように思います。

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