月別アーカイブ: 2008年9月

【雑記】 中野区南台の地域猫の取り組み、その後…

NPOねこだすけのブログ「地域猫・地域ねこ・ちいきねこ」からの情報です。

以前、NHKの「ご近所の底力」で放送された、中野区南台の地域猫の取り組みですが、どうやらその後の展開が放送されるようです。


NHK「難問解決!ご近所の底力

「めざせ!殿堂入り!ご近所のその後スペシャル」と題し、

以上3タイトルと並んで半年間の取り組みが紹介され、番組内で難問解決!の殿堂入りを競うそうです。

放送時間枠は下記のとおりとのこと。

9月26日(金) よる8時~
関東・甲信越地方
(東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・群馬・栃木・新潟・長野・山梨)

9月28日(日) あさ10時5分~
全国放送 (関東・甲信越地方も含む)
※東海・北陸地方は、下記参照

9月28日(日) 午後2時15分~
東海・北陸地方 (愛知・静岡・三重・岐阜・福井・富山・石川)

地域猫の取り組み紹介は、すいぶん好評だったようですね。前回見逃された方もその後の展開が気になる方も、録画準備などされて、どうぞお見逃しのありませんよう^^。

【雑記】 かつて東京・丸の内に、不思議な猫達の庭があったそうです。

というわけで、ネコジルシのネコニュースにも投稿させていただいた、猫写真家・金森玲奈さんの写真展「ちいさな宝物」を見に行ってきました。

この丸の内にあった公園のことを知ったのは、産経新聞のこの連載記事。この記事を読むまでは、丸の内・東京駅前にこんな場所があったことすら知りませんでした。

【町猫浪々】人の輪が自然に生まれた丸の内

この記事を見たとき、東京の中心の不思議な猫達の庭、そこに生まれたいっときの人の輪という、時間の川の渦のような感覚を覚え、「ああ、一度でいいからその場所に行ってみたかったな」と思ったものです。そして、その3ヵ月後に目に飛び込んできたのがこのデジカメWatchの記事でした。

【写真展リアルタイムレポート】金森玲奈展「ちいさな宝物」

これはもう、「行ってみるしかないな」と。

現地は水道橋ということで、東京ドームシティのすぐ近く。ドーム側やJR水道橋駅付近の通りは休日の行楽客でごった返していましたが、首都高のふもと、ギャラリーのあるビル入り口付近の通りは表側とは対象的に静まり返っていて、休日ということもあるのでしょうがちょっと不思議な感じの場所でした。

ビル3階のギャラリー内は石膏張りの白一色。そこに、2002年の三毛猫「さくら」ちゃんとの出会いから2004年の最初の写真集出版。そして、病を得たさくらちゃんを引き取られてから昨年のお別れまでの一連の作品が、ずらりと時系列で展示されていました。

写真集にもなっている前半部は、すべてモノクロームの作品。しかしモノクロが時の経過を感じさせつつも、その中のさくらちゃんは実に生き生きとしていて、手を伸ばせば今にも触れられそうな作品ばかり。その背景に映るかつての東京駅前の風景や集った人たちにも、いつの間にか色が感じられるような、そんな写真をじっくり拝見させていただきました。

この前半部については、写真集も出版されています。

そして、後半部。病を得たさくらちゃんを引き取られてから昨年亡くなるまで、金森さんの自宅でのさくらちゃんの暮らしぶりが、こちらは展示数は前半より少ないですがカラー作品中心に並べられていました。少しずつ小さくなりながらも、愛情一杯の家庭の中で、最後まで命の灯を輝かせ続けた姿。写真の中に、しっかり捉えられていたと思います。個人的には、青空を背景にした後姿の一枚がとても印象的でした。

前半部については写真集にも収録されていますが、2004年以降の後半部は未収録、この写真展でしか見られません。お時間ある方は、是非こちらに出かけてご覧になってみてください。おススメです。

会期は23日まで。開館時間は12:00~20:00までということで、水道橋お近くの方は平日お昼休みでもOKですし、通勤路が重なる方は帰り道にお立ち寄りになられてもいいのではないでしょうか。あと、作者ご本人も基本的に会場にずっとおられるそうなので、写真集にサインをいただけるチャンスもありますよ~。

なお、ご本人のブログはこちらです。


2008-09-19追記
会場で販売されていた写真集、昨日で完売してしまったそうです。
版元の新風舎は今年1月に倒産しているということで、今から新しいものを手に入れるのは至難の業になってしまいました(´д` )。上記のamazonでもその他のオンライン書店でも、もう買えなくなってます。入手しておいて良かった~。

でも、せっかくのいい写真集なのに、これで見られなくなってしまうなんて残念ですね。。。


【雑記】 敢えて言おう、「猫である???」と


映画「グーグーだって猫である」
個人的評価 ★★☆☆☆


今回の星は、まずグーグー他の出演猫さん達に一つ。で、犬童一心監督と小泉今日子さん合わせて一つというところでしょうかね~。

公開直前は、Googleニュース検索で「猫|ネコ|ねこ」を検索すると、最初に上がってくる記事の大半が、この映画関連のプロモーション記事になってるほど、Webメディアでの広告には力が入っていましたね。猫雑誌も軒並み取り上げていて「猫好きならとりあえず見に行くべき」という雰囲気に、これは行かざるを得ないかなと若干流されぎみな感じで、行ってきました。内容に期待はしてませんでしたが、映画化の範囲になる原作1、2巻も文庫版で一応予習して(笑)。まぁ、猫に萌えられればいいかという感じです。

いや、これね、しょうがないと思いますよ。なんせ原作が全く映画向きでないエッセー漫画。んで、複数の脚本家に本書いてもらったらしいですが、結局どれもOKの出来にはならず。挙句原作者・大島弓子さんですら「書きます」と言っておきながら脚本投げちゃったという(笑)。で、監督自ら本書く羽目になっちゃったと。各メディアの監督の話では、まずそれ出てきてますからね~。そんな言い訳から入る映画の出来は。。。言わずもがなでしょう。でも、向いてない原作の割には、監督や小泉今日子さんは頑張ってるなと。

原作は、作者大島さんのペットロスやガンなどといった病とのお付き合いを、グーグー他の猫との生活を中心に描き、重くなりがちな話題をにやりとできる日常風景の一部として、生活感たっぷりに描いている良作。変にストーリー性を持たせる必要のないエッセイ形式ならではの表現が、読者を惹きつけてくれる作品なのだと思います。

けれど映画でそれを表現するのは至難というかおそらく不可能。そりゃ本もあがらないワケですね。

それでもね、いいんですよ、猫さえ見られれば。どうせ内容になんか期待してないんだから。もうね、猫のイイ表情がタ~ップリ見られれば、猫好きなら誰も文句言わないでしょ。けどね、まず結局期待してたほど猫でてこない(ー_ー。もうね、「猫である???」って感じですよ。

確かに猫の出てくるシーンは、よく撮れてると思います。それこそ「CG修正してる?」って程に。ほんと猫の演技って偉大です。

でも、そういうカットが実に少ない!代わりにどーでもいいような恋愛話やら申し訳程度の原作エピソードやらあざといスポンサーPRやら。しかも、まともな役者はキョンキョン以外におらんのか?というその他の演技。あんなボー読み役者やら芸人は要らんから、猫もっと出せばいいのにねぇ。

けど、全く見所がないというわけではありません。冒頭のシーンとか、グーグー中心の場面、あと終盤の夢のシーンとか。ですので、運よくチケットが手に入った人や、閑なときに格安で見られる機会がある方は、観に行ってみるのもいいかもしれませんね。

【外猫散歩&ねこ同居日記】 泣き虫るるた、帰る。

去勢手術のために一時滞在していた泣き虫るるた君ですが、無事手術も終了。今朝方、元気にもとの場所に帰って行きました。

本来ならチャコちゃんと同じく、新しい猫生のチャンスをあげるべきだったのかもなぁとも思うのですが、あの泣き虫っぷりでは家猫修行はちと辛いんでないかなぁと思いまして、今回はゴメンナサイさせていただきましたm(__)m。その代わりといってはナンですが、歯が結構よごれていたので、せめてもの助けになればと今回はついでに歯石取りもしていただきました。この先もう歯磨きなんてする機会はないでしょうし、元気なのに早くに歯周病になってしまうとかわいそうですからね~。これでなんとか頑張って欲しいです。

そうそう、泣き虫るるた。帰り道はキャリーの中で情けない声を出しまくりでしたが^^;、元の場所が近づくと、急に外に鼻先を向けてスンスンスン。やはり懐かしい匂いがわかるんでしょうかね~。

ウチでは泣きどおしで、寝不足の元になってくれたるるた君ですが、しかし帰ってきて鳴き声がしないとそれもなんだか物足りなく思ってしまうものです。まぁ、人間なんて勝手なものですねぇ^^;。

一方、猫さんたちはというと。。。

きらら姫「やれやれ、やっと静かになったわね。あん子ーズだけでも厄介だというのに、じぃやも、そろそろいい加減にしてほしいものね(ー_ー。」

アンちゃん「え゙、るるた、もう帰ってくるの~?るる、追いかけてくるからちょっとウザいのよ~。もうちょっと長居してくればいいのに(ー_ー。」

 - いやいや、みなさん。そんなコトおっしゃらずに~^^;;。

なーんて、言ってはいないか(笑)。 

 

 

さて、今日はこれから「猫好きなら、見に行くべき」と評判らしい、映画版「グーグーだって猫である」を観にいってきますよー。レイトショーなのですよ。ではでは。

【外猫散歩】 るるた確保ぉ~!

という訳で、Twitterにて速報をご覧になった方は(っているんか?w)ご存知かと思いますが、今朝方、るるた君を確保しました~。

非常に慣れてくれている子なので、捕まえるのもキャリーに入れるのも何の苦もなく出来ましたb( ̄ー ̄)。いつも、食事の後にはひとしきり足元を付いて回ってくるような人懐っこさなので、そこらへんまではよかったのですが、その分キャリーに入れて扉を閉めた後や自転車で走り出した時の驚愕の表情はちょこっとかわいそうでしたねー。もう、いつもは細っこい目をいっぱいに見開いて、「なっ、ちょ、なにすんねん!!!(((゚ Д゚ ;;)))))」って感じで。

仮収容したバスルームでも「出せ!出せ~!」と時折かなり元気に暴れてくれました( ̄∇ ̄;)。
チャコたんのときとは大違いですね~。

その後、爪きり、のみとりシャンプー&フロントラインのフルコースで、本猫的には猫生最悪の一日だったかと思います。それも何とか落ち着いて、今はケージの中で休養中(本猫的には勾留か?)でございます。

「だんさん、なんでや。。。わてが、わてがなにをしたちゅうねん。。。_| ̄|○」

 - 許せ、るるた。堪忍や。ちょっとの間の辛抱やさかいな~。

「わて、どないなってしまうんや。。。」

 

 

ケージの中のるるは、たまにとて~も情けない声で鳴くのでちょっと気の毒ですが、まぁ、仕方ないですね。そういえば、きじよしさんもこんな感じでしたねぇ。男子猫の方がやはり泣き虫なんでしょうかね?

手術は火曜日の予定なので、うちには2泊の短期滞在になりそうです。