この駅前を通っている国道409号をひたすら東に進み、産業道路を越え、浮島橋を渡り、洗剤の匂いが漂う花王川崎工場を左に見ながら、首都高下をさらに南東へとまっすぐまっすぐ向かうとたどり着くのが、浮島町公園です。
そういうわけでこの浮島町公園も、羽田空港に着陸する飛行機が間近で見られる、飛行機鑑賞スポットのひとつとして有名な場所になっています。浮島町公園では城南島海浜公園から見るRWY22着陸ほど飛行機を近くで見ることは出来ませんが、すぐ前の東京湾海上がA滑走路(RWY34L)着陸の進入路ということで、目の前を通り過ぎていく飛行機を程よい距離から様々な角度で見られるのがよいところです。
ここからの眺めでは、ちょうど東京湾アクアライン入口のピラミッド(浮島換気所)上空あたりから、進入してくる飛行機が大きく見え始めます。
公園には浮島つり園という24時間開放の無料釣り場がありますので、ここで竿を出せば、飛行機を日がな一日観察しながらの釣りも楽しめます。休日には結構たくさんの釣り人さんたちが集まっているようです。そんなつり園の柵の傍にも、猫さんを見かけました。
この猫さんは、やせていてだいぶくたびれた様子。。。
周りには工場以外ほとんど何もなく、釣り人さんたち以外には訪れる人も少ないであろうこの公園。
この猫さんは、どうやって暮らしてきたのでしょうか。
釣り人さんたちからのおすそ分けだけで、なんとかやってきたんでしょうか。
このときは、釣り人さんのおすそ分けもあまりなかったのでしょうか。随分とお腹をすかせていたようでしたので、手持ちにあった焼き鰹を進呈したところ、とても美味しそうに平らげてくれました。その後は見かけていないのですが、この猫さんが今どうしているのか、他にもいたりするのか、ちょっと気になっている場所なのでした。